ありんこ
2歳児の女の子が「kotoko先生、あり、探そう!」
3月まで受け持っていた子どもなので、今でも
2歳児の子供たちが、自然と集まってきます。
「ありさんは、どういう所にいると思う?」と
聞くと、「ありさんのおうちにいったことがないから
わからないな~。」と答える女の子。
それを聞いた男の子が、「僕、知ってるよ。こっち、
来てみて!」
案内してくれた場所は、落ち葉が溜まっている所
でした。
「この前、ここで見たから、今日もいるんじゃないかな?」
三人で目を凝らして、あり探しをしました。
初めは、なかなか見つけられませんでしたが、男の子が
「いたよ!これこれ。」
指さす方をじーっと見ていると、小さなありが・・・。
「おー!○○君、すごいね。さすがだね。」と、私。
「○○君、先生よりすごいね。」と、女の子。
「しょうがないよ。kotoko先生、ありの家にいったこと
ないから。」
「○○君、はありの家に行ったことあるの?」と聞くと
「昔ね。」
って君、まだ、2歳だよ。
昔っていつ?
「kotoko先生も行ってるよ。きっと。でも、昔すぎて
忘れたんじゃないの?」
う~ん・・・。痛いところを突いてきたな・・・。
○○君、恐るべし。
ありんこ、お前のせいだぞ。