kotokoの保育日記

保育園での日常の楽しい子どものつぶやきや出来事を書いています。

先輩!しっかり!!

私は、先月退職しましたが、今、病気のため、リハビリ出勤を

している保育士がいます。

 

ときどき、その先生とラインで連絡を取るのですが、いつも思うのは、

「頑張りすぎだよ。」ということです。

 

私もそうでしたが、働いているときそれが当たり前になっているので、

自分の限界を超えていることになかなか気づかないんです。

 

ある日、パタっと動けなくなっちゃうんですね。

 

その保育士もその状態でしたので、「あせらないでね~。」なんて

送ったりしています。

 

子どもたちは本当にパワフルなので、一緒にいるときは楽しいし、

自分の状態が悪かったとしても、あまり、気にせずに来てしまうのが

保育士の特長の一つのようです。

 

保育士も心のケアが必要な人は、たくさんいると思います。

 

でも、面白いことの方が多いので、疲れていてもその時は大丈夫

なんですね。

 

新人の頃、家庭訪問に行きました。

先輩も一緒でした。

 

お話好きなお母さんで、ずっと正座だったので、私たち、脚がしびれて

いました。

 

私は、子どものころから習字を習っていたので、そういう時はかかとを

上げてつま先だけに体重をかけると良いと教わっていました。

 

お話がようやく終わり、立ち上がる時、先輩は足がびりびりでタコ踊り

のようになってしまいました。

 

その時に聞こえたんです。

 

「ボキっ!」って。

 

先輩は「大丈夫です。」と言って、玄関を出たとたん、「足、痛い!」と

大騒ぎ。

 

すぐに病院に行ったら、骨折していました。

 

私、そのときに初めて骨の折れる音聞いちゃった…、と思いました。

 

その後もその先輩と組むことが多かったので、私の新人の頃の

面白い出来事は、ほとんど、その先輩とセットです。

 

でも、申し訳ないけれど、あのタコ踊りみたいなよろけ方はかなり

面白かったです。

 

その先輩は、どういうわけか骨折することが多く、家の階段で脛を

ぶつけて折れたり、自分の子どもに缶詰を足の上に落とされ足の甲

を折ったり・・・。

 

「きっと、これ、kotokoの呪いよ。何か呪ってる?」って聞かれました。

そんなこと、するはずないじゃないですか、と言うと「だよね!」

 

本当に愉快な先輩でした。