kotokoの保育日記

保育園での日常の楽しい子どものつぶやきや出来事を書いています。

お久しぶりです。

しばらく、更新できず申し訳ありません。

 

ちょっと、体調を崩し、今、お仕事はお休みを

いただいています。

 

今週で、3週間目のお休みです。

 

こんなに休んだことがなかったので、正直、へこんでいます。

 

でも、職場の理解もあり、まずは体を治して、また、元気に

働いてね、っと言ってくださるので、ありがたいです。

 

子どもと離れていると、保育園の夢を見るんです。

 

この前も夢を見て、夫に「保育園の夢を見たよ。」と

言ったら「kotokoちゃんにとって、保育園は特別な場所

なんだね。」と言われました。

 

本当に子どもたちに何かをしてあげているのは事実ですが、

私が子どもたちからもらっているものもたくさんあるんだな、

と改めて思いました。

 

今、保育士の賃金を上げるとか言われていますが、実際、重労働

ですし、責任も大きいですし、私も国家資格なのになんでこんなに

安いのかな・・・と思うときがあります。

 

でも、私は安くても今の仕事を続けたいですし、子どもたちと

過ごしていきたいです。

 

保育園にいると、傷ついている子が何人もいることに気付きます。

 

でも、それを見せられない子もいるんです。

 

私は理想論かもしれないけれど、そういう子どもたちの心を

サポートできるようになりたいと、いつも思います。

 

10年以上前になりますが、1年間だけ学童クラブで働いたことが

あります。

 

その時、2年生の男の子が「死にたい。」と言ったんです。

 

私は「どうしてそう思うの?」と聞いてみました。

 

初めはなかなかはなしてくれませんでしたが、その子は長男として、

お母さんを助けたいのに、お母さんは「あんたたちがいるから、こんな

大変なんだ。」と言ったそうです。

 

シングルマザーで頑張っていたけれど、疲れていたのでしょう。

 

でも、子どもにはそうは伝わらず、自分がいることでお母さんは

不幸になっていると感じてしまったんです。

 

すぐに、お母さんとお話しできる機会を作り、その男の子の気持ちを

伝えました。

 

お母さんは「私の言った一言でそんな風に思っていたなんて・・・。」

と絶句していました。

 

各家庭それぞれ事情を抱えていますが、2年生がそこまで思ってしまうほど

心に傷というか重荷を背負ってしまう現実に私はときどき、呆然とします。

 

だから、保育士の賃金が上がることは嬉しいですが、子どもの心のケアに

もっと目を向けないといけないんじゃないか・・・と思うのです。

 

小さくても一人の人間です。

 

尊重されるべきだと思います。

 

その学童での経験は、私に強烈なインパクトと教訓を与えて

くれました。

 

だから、保育士でいたいと思うのかもしれません。