kotokoの保育日記

保育園での日常の楽しい子どものつぶやきや出来事を書いています。

幼少期って大事!

保育園の質について読んでくださった
みなさん、ありがとうございました。

あれは、自分自身への励ましにも
なりました。

さらに良い保育を目指して頑張ろう!
という気持ちになりました。

我が子は、保育園ではなく、公立の
幼稚園に通っていました。

私はそのころ、専業主婦だったので、
幼稚園にしたんですね。

幼稚園にもいろいろあり、お稽古事
をしたり、体操教室があるところもあったり。

私は、我が子にのびのびとした環境を
与えたかったので、公立幼稚園にしました。

我が家にとってというか、我が子にとって
それはとてもよい選択になりました。

というのも、その園自体が子どもの発想を
尊重し、経験させてくれたからです。

我が子は、一時期、泥団子作りに精を出し、
どうしたら硬くてピカピカの泥団子ができるか、
日々、研究していたそうです。

掌で磨くより、手の甲で磨いた方が艶が出る、
いや、ズボンの太ももの所で磨いた方が手が
荒れない・・・など、たっぷり時間をかけて
取り組んでいたようです。

幼稚園もそういう子どもの自主性を大事に
してくれる所だったので、もちろん、みんなで
何かをする時間はありますが、好きなことに
没頭できる時間も十分にありました。

ある冬は、氷について興味を持ち、先生に言って
毎朝、バケツの氷の厚さを測ったり、置き場所を
変えるとどうなるか試したり・・・。

付き合ってくださった先生には、本当に感謝です。

そういう経験が生きているのか、我が子は自分で
考える子に育っています。今のところ。

高校生になった今、本人は幼少期のことを忘れて
いますが、我が子の様子を見ていると、自己肯定感
がしっかり育っているんですね。

もちろん、小学校、中学校でも、先生方は我が子の
特質について、伸ばす機会を与えてくださいました。

そういうことを考えると、小さいころの出来事は
忘れてしまったとしても、その子の成長に大きな
何かを残していると思うのです。

だからこそ、保育の質について、保育士は考え、
一人一人について最善の方法を探すんです。

今は、正直、難しいお子さんが増えていると実感
しています。

保護者の方への対応も私が保育士になったころと
比べたら、全然違います。

皆さん、情報が多すぎて、どうしたら良いか、
どうしたいのかわからなくなっているようにも
思います。

お仕事が忙しいのもわかりますし、家族の世話を
するのが大変な時もあります。

お母さんやお父さんが笑顔でいることが難しいときが
あることもわかります。

私もそうでした。

だから、せめても、お子さんを安心して預けていただける
保育園は貴重だと思います。

お忙しいのは承知していますが、保育士と話ができる
機会がある時はぜひ、お子さんのこと、話してみて
くださいね。

すこーし、楽になれるかもしれませんよ。