先生、どこ?
体調不良などで、ちょっと長めに
お休みしていた子がいました。
2歳の男の子です。
せっかく、慣れてきていたのに、
また、最初の状態に戻ってしまいました。
朝もお母さんから離れられず、「ママ~!」
と絶叫!
でも、そういうお子さんも抱っこやおんぶで
落ち着くことができます。
少し落ち着いたところで、遊びに誘うのですが、
「ママ~!」と、また、思い出し泣き。
そんなことの繰り返しです。
でも、そのお子さんもどこかではわかっているんです。
だから、自分を甘やかせてくれる人を求めます。
そして、なぜかそういう人を先生と呼びます。
先日もお昼寝から早く起き、私が抱っこをし、
「まだ、お友だちは寝ているから、泣かないよ。」
と言うと、「ねんねしてるね。」
その後、始まりました。
「先生、どこ?」
あの~、私も一応、君の先生なんですけど。
「今、先生が抱っこしているでしょ。」と言うと、
「これ、先生じゃないよ。」
私は、お手伝いさん?それとも、ばあや?
その子の中では、私は先生ではないらしく、
きっと、たぶん、怖いおばさんなのかも・・・。
そばにいた別の保育士が「kotoko先生だよ。」
と私のことを教えると、「そうなの?」
君には申し訳ないけど、私も先生です。
ちょっと、厳しいかもしれないけど、君の
担任です。
ちょっと、凹みました。