丸が描けたよ!
保育の仕事に書類はつきものなのですが、
なかなか、仕事中にやりきれない物も
多いのです。
毎月、子どもたち一人ひとりについて
書くものもあるのですが、それを書いていると、
5月はできなかったことが6月になったらできていた!
とか、今まで、保育士に遠慮していた子が、自分から
甘えてくるようになってきた、とか、いろいろな発見が
あります。
1歳児という、小さいクラスのせいもあり、子どもたちの
成長がものすごく感じられるんです。
例えば、今まではクレヨンで、紙をトントン叩くだけだった
のに、丸を描くようになるなんて、大人から見たら「何だ、
そんなこと。」と思うかもしれませんが、子どもにとっては
素晴らしい成長の一歩です。
それだけ、細かいことができるようになってきた、ということ
ですから。
人間関係にしても、友だちと悪ふざけをするようになり、注意
されると、子ども同士で顔を見合わせ、(どうする?)みたいな
様子が見られたリ、本当は注意しているはずの私たちの方が
思わず笑ってしまうようなことも多々あります。
小さいながらも知恵を働かせているのだな・・・と、感心して
しまいます。
だんだんお友だちの名前を覚え、「○○ちゃん」と保育士が呼んで
いるとわざわざ連れてきてくれることもあるんですよ。
本当にそういう姿をかわいいと思いますし、少しずつ、社会性が
育っているんだなと、感じます。
そんな子どもたちの大切な時間を共有できるなんて、素敵な仕事
だと思います。
もし、保育の道を志している方がいらっしゃったら、私は大変だけど、
喜びも大きいことをお伝えしたいです。
子どもたちからの無償の愛は、保育士にも向けられます。
それがあるから、頑張れます。
自分の子育てはある一定の期間で終わってしまいますが、この仕事を
続けている限り、自分も楽しく学ぶことができます。
成長を見続けることができます。
楽しい仕事です。(きついときもあるけど)