先生の足が好き!
今、受け持っている1歳児になかなか慣れない
お子さんがいます。
お話は上手なのですが、「ママー!」と絶叫。
実習生が「こういうお子さんは、どうしたら
良いんですか?」と聞くほどです。
まあ、そのお子さんの安心する場所やおもちゃ
などを見つけたり、一緒に遊べることを探したり、
というのが、私のやり方なのですが。
このお子さんの場合は、なぜか、私の右足なんです。
私が何かをしていても、右足にしがみついているんです。
「○○君、kotoko先生、歩けないよ。」と言うと、
「先生の足が好き!」
「う~ん、じゃあね、kotoko先生の足みたいなもの
探してみようかな?」と、提案するも
「この足が良いの!」
これを聞いていた園長先生が
「kotoko先生の足、どうして好きなの?」
そのお子さんはしばらく考えてから、こう答えました。
「何か、猫ちゃんみたい。」
すみませんが、私、そんなに毛深くないです。
猫ちゃんみたいって表現も良くわかりませんが、
未だに右足にくっついています。
お母さんにその話をすると、「あ~!猫ちゃんの話
家でもしてました。でも、何のことか、全然、
わからなくって、保育園に猫ちゃんがいるのかと
思ってました。」
そして、自分のお子さんに言いました。
「○○、良かったね。kotoko先生がいて。」
そのお子さんにとって、私の右足は猫ちゃんらしいです。
何が、きっかけだったのかはわかりませんが・・・。