kotokoの保育日記

保育園での日常の楽しい子どものつぶやきや出来事を書いています。

保育実習

保育士になるためには、いくつかの
施設で、実習を行う必要があります。

私が通っていた学校には、系列の幼稚園が
二つあったので、幼稚園実習は、そこで
行ないました。

保育園は、自分で実習できる所を探さなければ
ならず、私は、自分が子どものころに通っていた
保育園で実習させていただきました。

引っ越しをして、園に顔を出す機会が全くなかった
にも関わらず、何人かの先生方は、私のことを
覚えていてくださいました。

というのも理由があって、私はそのころ、小食で
好き嫌いも多く、先生方はいろいろな工夫をして
くださっていました。

また、体は小さいくせに、気は強く、2歳下の弟が
なかなか園に慣れなかったので、私のクラスにいたりと
本当にお世話になっていたんです。

まずは、電話で実習のお願いをし、後日、園に伺うと
kotokoちゃん、大きくなって!でも、面影、残ってる。」

ハードでしたが、とてもよい経験になりました。

その他に、乳児院へ実習に行きました。

いろいろな事情で、家族と暮らすことができない
赤ちゃんから2歳までのお子さんの施設です。

ここは、本当に大変でした。

先生方の努力で成り立っていると感じました。

全てにおいて、初めての経験が多く、戸惑いましたが
たくさん、考えさせられました。

でも、朝早くからの勤務、そして、実習ノートの記入。
だんだん、疲れが溜まってきます。

実習ノートは、次の日の朝に提出し、先生に見ていただくので、
夜中、必死で書きました。
プラス、次の日の保育プランを立てるので、寝る間も
ありませんでした。

そんな生活が続いていると、眠気に襲われ、おかしなことを
書いてしまうんです。

例えば、「ヘリコプターが来るので、右に寄ってください。」とか。

修正液だらけの私のノートを見た先生が、
kotokoさん、大丈夫?」

今でも、勤務している園に実習生が来ますが、(みんな、がんばれ!)
と、心の中で応援しています。

辛かったけれど、私には大切な宝物のような時間です。

でも、いまさら、あんな経験したくないというのが、本音です。