番外編:学童クラブ
以前、学童クラブで働いたことがあります。
もう、10年も前のことです。
今どきの小学生ってどんな感じなのかな?と
楽しみにして、出勤しました。
学童クラブなので、普段は、午後から仕事です。
夏休みなどは朝9時から働いていましたが。
学校とは違うので、「先生」と呼ぶ子もいれば
あだ名をつけて呼ぶ子もいます。
私の場合は「ごくせん」でした。
ちょうど、そのドラマが流行っていたのと、
ツインテールに眼鏡姿(当時ね)だったので、
子どもたちからは、「ごくせん」が一番多かったですね。
ちなみに、仲間由紀恵さんみたいな美人さんではありません。
雰囲気だけ、ほんのちょっと、似てるかな・・・という
程度です。
でも、このあだ名のおかげで、子どもたちから親しまれる
ようになり、よかった~、と思ったことを覚えています。
学童クラブに一輪車があり、1年生はみんな頑張って
練習していました。
大きい学年になると、もう、スイスイ乗って、鬼ごっこ
とかしているんです。
私も1年生に混ざって、練習しました。
子どもたちは、どんどんできるようになるのに、私は
いつまでたっても、鉄棒につかまり、グラグラ。
それを見ていた子どもたちに「ごくせん、ちゃんと練習
してる?適当じゃダメなんだよ。」
「頑張ってるけど、無理無理。どうやったらできるのか
わからない。」と弱音を吐く私に、「ごくせんは、体が
ふにゃふにゃしてる。」
「もっと、背中とかおなかとか伸ばすの。」
どっちが、先生かわかりません。
でも、すごく楽しかったです。
小学生の恋話にもきゃー!とか言いながら、参加していました。
「○○君はね、私と結婚するって言っていたのに、違う人にも
同じこと言っていたの。」
これって、二股?
小学生でも二股とかあり?
いつも、小さい子を相手にしていたので、小学生は新鮮でした。
退職するとき、いつも、突っ張っていた男の子が、手紙を
くれたことにも感動しました。
「ごくせん」懐かしい響きです。