kotokoマジック
昨年、受け持っていた子どもたちは
今、2歳児ですが、朝の特例保育の時間
などにかかわる機会があります。
昨年の終わりごろから流行っている遊びが
あり、それは、私の背中を「トントントン」
と叩くのです。
私が「何の音?」と言うと、「鬼だぞ~!」
「おばけだぞー!」とそのしぐさをしながら
前に回って、見せてくれるんです。
誰か一人がこの遊びを始めると「次は○○!」
と、次々志望者が集まり、「順番」と言いながら
楽しんでします。
普段だったら、場所の取り合いなどでけんかに
なりやすいのですが、この遊びのときだけは
みんな、順番が守れるんです。
「みんな、順番ができてすごいね!」と褒めると
デレデレ~。
今まで、大人しくて人の影に隠れていたような
お子さんも参加するようになり、他の保育士から
「kotokoマジックだね。」と言われます。
何か特別なことをしたわけではありませんが、
子どもたちの中から出てきた遊びを拾ったら
こうなった、という感じです。
集団でも楽しく遊べる方法に子どもたちが
気づいたんだと思います。
まだまだ、けんかの多い2歳児ですが、うまく
持っていけば、子どもも大人も楽しく過ごせます。
保育士歴?年の私でも、未だに新発見!が
たくさんあります。
ある先輩の保育士が「kotokoちゃんっていつも
笑っているよね。」
そんなこと、ないんですけどね。
でも、眉間にしわを作るより、ほうれい線の方が
良いと思いませんか?
と、化粧品を塗りながら、思ってはいるのですが、
やっぱり、ほうれい線にはトホホです。